パワーを秘めた漢方で改善|自律神経失調症と上手に生きていこう

笑顔の女性

自然の生薬で体質改善

薬の材料

自律神経の乱れによる不調

人間が活動する上で、自律神経は重要な役割を果たしています。自律神経は交感神経と副交感神経から成り、交感神経は活動を司る神経であり、副交感神経は休息を司る神経です。日中の活動的な時間には交感神経が働き、夜のリラックスタイムには副交感神経が働きます。このように自律神経のバランスが取れていることが、健康な状態なのです。しかし、自律神経のバランスが乱れると自律神経失調症となり、体調不良に陥ってしまいます。自律神経失調症の場合、まずは体調不良に応じた専門医院で診察を受けます。そこで重大な疾患が隠れていなければ、心療内科や精神科を受診することになります。その場合は、主に精神的な不安やストレルをケアする治療が行われます。薬は自律神経調整剤や精神安定剤が処方されますが、その副作用が懸念されています。そこで、注目されるのが漢方薬です。漢方薬は自然の生薬が由来で副作用がなく、体質改善を促すものなので病院での処方も増えてきているのです。

体質や症状に合った対処法

漢方は「気・血・水」という概念から成り立っています。漢方医学では、自律神経失調症は「気・血」の乱れから来ると言われています。「気」は目に見えない生命エネルギーを指し、自律神経の働きに当たります。「血」は血液のことで、「水」は血液以外の体内を巡る水分を指します。この「気・血」の状態を整えることで、病気の予防や体調不良の改善を促すのが漢方医学の考え方です。このような概念の他に、さらに虚証と実証という体質分類があります。虚証は痩せ形で体力がなく疲れやすい体質、実証は体格が良く体力がある体質です。「気・血・水・虚証・実証」という観点から、人それぞれの体質や症状に合った漢方薬を処方します。体のバランスを整えるという観点で、漢方医学は自律神経失調症に有効なのです。